2023年09月23日

チームメンバーに動いてもらう“仕組み”

前職の先輩で、今は研修ビジネスで独立されている方が、

これまで多くの社長や会社幹部に会ってきた中で、

「返信できない人はいつも忙しそうにしている」

と話していたことを思い出しました。


今、クライアント先の1案件で主要テーマとしていることも、

リーダーの業務が過多になる中で、

これまで以上に店舗サービスの質の向上を実現するには、

“仕組み化”をもって、店舗スタッフに、

自分の店であるという“オーナーシップ”を持ってもらい、

自発的で主体的に各々に動いてもらうということです。


リーダーの役割は、自らが作業的仕事を全て抱え込むことではなく、

“オーナーシップ”を持ったスタッフを育成し、フォローしながら、

各々が動く中で起きうるリスクを管理しつつ、

伴走して共に成長し、目的を達成すること。


“仕組み”というと「マニュアル」文言を作って渡して終わり

と思っている人がまだまだ多いように感じますが、


“仕組み”とは、コンセプトを理解したリーダー=コンセプターが、

自らの信頼と尊敬を勝ち取りながらも、

個々のスタッフとしっかり向き合い、

個々のスタッフに土俵を用意し、華を持たせ、時に落ちたらサポートし、

最後にはケツを持つ。このことを“仕組み化”であると言っています。


“仕組み”とはテキストではなく、人間。

コンセプターその人の在り方のことであるとさえ思っています。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2023年09月16日

日比谷Barカクテルコンペティション

先日、9月12日(火)、京王プラザホテルにて、

私の前職で、現在も協業させていただいている、

日比谷Bar第31回カクテルコンペティション、創業34周年感謝祭が、

300名を超えるであろうお客様、参加者の中、

盛大に開催されました。
IMG_7468.JPG

私が日比谷Barに入社したのは1999年後半で、

そこから2021年の6月末日までの21年半お世話になり、

日比谷Barで学ばせていただいたものを全ての背景として、

その創業時の社名である『環境開発計画』の名称をそのままいただき、

提唱された“ Cross Over Business Academy ”計画実現に邁進すべく、

2021年7月に起業した私の完全なベースとなる日比谷Barグループの、

年に一度の恒例イベントが今年も無事行われたことが本当に嬉しく、

参加させていただけることに心から感謝しています。
IMG_7470.JPG


日比谷Barグループ創業34周年、誠におめでとうございます!!


私も『環境開発計画』の名をいただいた者として、

その名に恥じぬよう、

世界に誇る日本のバー文化を通して、豊かで潤いある新たな飲酒文化の創造を目指し、

日本の酒文化・バー“場”文化の新たな環境を開発すべく、

思いを新たに、そして強くできたような、

大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
IMG_7471.JPG

お招きくださり、本当にありがとうございました!

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2023年09月09日

理解すべき「顧客起点」「コンセプト思考」

100人居たら100人全員が、

「お客様視点で」とか「コンセプトが大切」と言うと、

その通り!分かりました!

と言いますが、

より具体的に話を進めて行くと、そのほとんどで、

「顧客起点」ではなく、「会社起点」や「自分起点」になり、

「コンセプト思考」ではなく、「声の大きい人の意見に追従」したり、

自分や上司の考えを優先させることとなってしまう。


往々にしてある“総論賛成各論反対”というやつなのでしょう。

そうなってしまうのはなぜなのでしょうか?


使われる側のサラリーマン思考、(大企業でなくても)大企業病といったところなのでしょうが、

結局は、客観視や俯瞰ができない、常に狭く限られた自分本位、

上司の命令にただ従うだけや、目の前の作業に追われることへのどこか安心感など、

分かること、見えることに安住してしまう人が大多数なのでしょうか。


少なくともマネジメント層、リーダー層はそれではダメですね。


少し時間をとって書籍を手に取れば、自分にはない、豊富な経験の一部を吸収することができます。

また、一度立ち止まって、頭を整理してから、俯瞰して考えをまとめてみても良いでしょう。

人に助言を求めても良い。

仕事や、お店の評価を高め、良い状態で継続させるには、

「顧客起点」や「コンセプト思考」が必要なのですから。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画