2022年12月03日

酒主体飲食店へのメーカー社員受入研修

先日、飲食と売店、さらには酒製造場を備える店舗でマネジャーを務められる方に、

私の前職で、弊社が協業させて頂いている、

現在都内に10店舗を展開する【日比谷Bar】での現場受入研修を3日間受講頂きました。


お酒のメーカーさまに、飲食店の専門的なマネジメントノウハウは当然ありません。

そこで、創業から33年で培われた、“酒が売れる”飲食店ソフトを、

短い期間ではありますが、盛りだくさんにお伝えし、実際の現場で体感して頂き、

自店に活かして頂くプログラムです。


当たり前ではありますが、“餅は餅屋”の酒主体飲食店の独自のノウハウがあることは、メーカーさまには見えません。

よって今回の方も、受講前には本研修に懐疑的であったと仰っておられましたが、

3日目の最終日には、今回の研修がいかに重要であったか深くご理解下さったようでした。


特に、和酒業界の方々に多く見られますが、

全てを内製化して外部の力を借りず、経費(費用?)だけを抑えようとされる傾向があると私は感じます。


変わって洋酒業界のほか、飲食業界でも伸ばす会社では、

積極的に外部の専門分野から学び、取り入れ、時には業務委託して、

エンドユーザーにブランド認知を浸透させていく傾向が強いと思います。


本来の「経費」は、売上を伸ばすためにあるべきですが、

ただただ「経費」を削って当然という、手段が目的に、非全体最適なことを仕事と思っていては、

和酒業界が復権する日は遠いのではないでしょうか。


そうした面でも、今回受講くださったメーカーさまは、

業界のリーディングカンパニーであるのであろうと私は思っています。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2022年11月26日

と_and_with

先日は、『渋沢栄一の「論語と算盤」に学ぶ』と題した講演を拝聴致しました。

講演の内容は壮大なお話でしたので、私がここで要約してご紹介することは控えさせて頂きますが、

その中で一つ、“「と」の力”というお話を、自分なりに解釈してみました。


以前、和酒“麹文化の酒”の良さ(価値)を伝えるにあたり、

麹文化というものを“「と」の力”を使って浸透させられないかと取り組んだことがあります。


麹は日本の酒、食文化に欠かすことのできないものです。

当然、麹文化の食と酒の相性、多様な楽しみ方も存在することから、

和酒メーカー“と”、味噌や醤油、みりんなどの麹に関連するメーカー“と”が、

アライアンスを結び、共に麹文化を浸透させていくことが、

それぞれの商品の価値を相乗効果でエンドユーザーに知ってもらえることに繋がると。


しかしながら、残念なことに、そこにはやはり“壁”がありました。


今回の講演でもこの“壁”についてお話がありましたので、私たち以外の業種業界も同様なのだと思いましたが、

ある大手味噌メーカーに至っては、同じ麹文化であっても酒とは組むことができないなどと発言する方がおられるような始末でした。


ただ、こんなことで私は諦めません。

今後も、さまざまな展開で、この“「と」の力”、私は“アライアンス”とか、“Co”などとも言っていますが、

日本の和酒、麹文化の酒の良さ(価値)を浸透させる一助となるべく、しぶとく取り組みを進めて参ります。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2022年11月19日

デジタルが人間を超え、人と人との交わりの大切さが増す。

先日、某著名な日本の研究者でメディアアーティスト(ジャーナリストで小説家の、この方のお父上の書籍は昔よく読みました)の講演を拝聴する機会を頂きました。


この方の頭脳処理速度の速さをもって“計算機自然”をテーマにしたお話で、

大変な情報量と、ヨコモジの連続で、表面的には何を言っているのか理解不能にも感じられる内容ながら、

要は、現在人間が担う仕事の大半は今後急速にデジタルに当然のように取って代わられ、

持たざる人には仕事がなくても生きられる社会保障を、

持つ人へはさらなる集中が進むため、しっかりと“資本”また“キャッシュ”を持っておくべきという趣旨であったと私は理解しました。


例えば、映画も音楽も、短時間で、かつ1人で、制作することができるようになり、

直近ではTwitter社が半数の社員を解雇したように、

すでにある“計算機自然”が浸透すれば、人という労働力の大半は不要と言っているのでしょう。


私はこの講演を拝聴して、そうなればなるほど、

人と人との交流、ご縁、語り合いの大切さが益々増すと感じました。

その潤滑油たる『酒』や、その“場”たる『Bar』の存在意義が高まると。


計算機自然の世界で、人間という存在が消え、ロボットばかりになれば別ですが(笑)

血の通った『人間』の自然、『人間』と自然が存在する以上、

『酒』や『Bar』の存在意義は無くならないのです。


最近言われている「酒は百薬の長ではなく、一滴でも飲めば体に悪い」という論調にも近いですね。

『人間』はただ体だけで出来ているのではなく、『心』がその存在を支えているのです。

『心』の潤いも大切に。

このことが近未来の世界でも大切であることを再確認できた講演拝聴の機会でございました。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画