私たちのようなお酒に関係する仕事でも、
すでにインフラになったと言って良いと思います。
しかしながら特に和酒の業務用営業では、
「直接訪問して毎年同じ季節商品の紙資料を持参する」営業がもっとも効果的である。
といった傾向が今でも強いと感じます。
それでいて「自社の営業人数は少ないので取り組みには限界がある」と。
それが和酒業界の“あたりまえ”なのだと言われるかと思いますが、
私のように業界外のものから見ると疑問に感じます。
実際に今、私が携わらせて頂いている仕事でも、
打ち合わせはほぼオンラインですが、
この半年でかなりご縁が深まったと感じています。
デジタルが基本になることで、翻って数少ない出張の機会に直接会えることが、
これまでに比べ、ありがたい貴重な機会になり、
益々アナログなご縁が深っています。
“コロナ禍だから今こそ変えましょう!”
このセリフが使える今のうちに、
これまでの慣習を変え、
真の意味での営業の生産性向上に取り組むチャンスにできるのではないでしょうか。
酒の業務用営業でも、しっかりと顔の見えるデジタルでの営業の仕組みを構築することで、
“コロナのせいで営業に伺えないんですよ、、”という残念な状況から、
“コロナ禍だからこそご縁を深めるために新たなデジタルの仕組みを作りました!”
と変えることで、先方とのご縁をさらに深めることができると確信します。
環境開発計画 山本 利晴