2022年05月14日

仕組み化は機械ではなく人で行う

今、開店業務に取り組ませて頂いているある店舗でボトルネックになったのが、

最新鋭のPOSレジでした。


大変高価ながら、ありとあらゆる機能が搭載され、一見理想的に見える最新鋭のレジですが、

納品された時点ではその機能の大半を封印してしまったかのような状態で、

メーカー担当者からの詳細説明もありません。


実際のトレーニングを行う中で、次々と問題が発覚し、

貴重な開店前業務の多くが、この最新鋭POSレジを普通に使える状態にするために費やされました。


そのような中、先日の新聞記事で、

この最新鋭POSレジに、さらに好接客事例の共有ができるアプリ連携の紹介がされていました。


さて、普通に使うレベルでも納品されないような最新鋭レジに、

このような機能を追加してうまく運用、機能するのか疑問に思いました。


どうも【仕組み】は“機械化”すれば良いという思い込みが一般的になってはいないでしょうか?


“効率化”や“生産性向上”などの文脈でもしばしば、

ただ“PC化”、“機械化”、“同質化”して、人の手をかけずに、経費だけ削れれば良いというような言われようをよく耳にします。


はっきり申し上げてこれらはすべて間違い、大間違いです。


【仕組み化】とは、それを実際に現場で行う【人】が、ただ個々の能力にのみ寄るのではなく、

一定レベルの高い成果を出し続け、向上し続けられる、

血の通ったコミュニケーション、向き合いのできる型の形成
であります。


“仕組み化”、“効率化”や“生産性向上”を行うと、安易で簡単になると勘違いしていないでしょうか?


これはまったくの反対で、

【仕組み化】は、相当なノウハウを背景に、

しっかりと詰めた上での大変な取り組みを経て作り上げられるものであります。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画