2022年07月02日

大雨でも売れる店

私がお手伝いをさせていただいている店に先日、

定期的な営業状態の確認に訪れた際、

視界が悪くなるほどの大変な大雨にも関わらず、

新規開店時を除くと、過去2番目に高い売上を記録しました。


その要因は、その地域の週末のレジャーにはアウトドアが多いので大雨の日は屋内が強いこともあるようでしたが、

1つの要因として明確なことは、この施設がオープンしたことを知っていただける、

メディア等の取り上げが直近で重なったことがあります。


それはメディアに出れば集客につながるのは当然だろうと思われるかもしれませんが、


店舗スタッフからは、

「グランドオープン以降、売上が思うように上がらず焦る」とか、

「雨だからお客様は少ないと思っていた」とか、

「このまま売上が想定に達しないと、お店の存続が危ういのではないか」とか、

『売上が上がらない』『来客数が伸びない』などといった声が聞かれ、

漠然とした不安を持って日々の営業に臨んでいるのです。


店の売上、来客数を構成する内容には、

1)お店の存在や魅力を知って頂き、新規で来て頂く。

2)ご来店下さったお客様にしっかりとコンセプトを伝え、喜んで、愉しんで頂く。

3)また来て頂く。


と、基本この3つの要素しかありません。

この中で、現場の店舗スタッフができることは、2)と3)なのであり、

1)で新規のお客様が来られている間に、2)と3)に集中してしっかりと行うことで、

将来本当の意味で、『大雨でも売れる店』になるのです。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画