2022年10月08日

続 やはり“人”次第

8月27日のブログに書かせていただいた「やはり“人”次第」の、

『日本酒復権』を主導していくかもしれない方がおられる、

某日本酒メーカーさまへ蔵見学に伺って参りました。


そこには、日本酒の新たな“飲み手”を創造できるかもしれない可能性に溢れていました。

それは、いわゆる“既存の日本酒ファン”の世界には無い、

一般の飲酒人口に属する普通の人たちが日本酒を飲む世界の創造を行う、

これまでの既存の概念とは異なる展開を予感させるものです。


そしてその展開の土俵の中心にあるのはやはり、

「料飲店」、お酒を飲みに行く飲食店です。


お酒を飲む文化における『原理原則』は変わることはありません。

しかしながら、コロナ禍を経た今、この『原理原則』に向き合うメーカーは減っています。


目先の売り上げだけを考えれば当然の判断でしょう。

株主利益重視で見てもそう判断するでしょう。


でも、お酒を飲む文化を新たに創造するには、間違いなく中長期の視点と取り組み、

それを絶対に推進するんだという確固たる決意が必要です。


今回見学させていただいた日本酒メーカーさまに期待大です!

楽しみです!!

環境開発計画 山本 利晴
タグ:酒類業界
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2022年10月01日

流れは自然に良い方へ

ここのところ“脳”に関する本が複数出ていますね。

「オンライン脳」とか、「ストレス脳」とか、あるいは「認知症パンデミック」とか。


どれもコロナがもたらしたステイホームやオンライン中心の仕事、

さらにはSNSなど、非接触のコミュニケーションがいかに問題を引き起こしているかという趣旨です。


人と人とはやはり、直接会って、語って、触れ合ってということが大切なのです。


こんな当たり前のことが、コロナによって3年近くも壊されてきました。

これらの本では、こんな当たり前のことを、いかに当たり前で、有史以来行われてきたかも書いています。


そして、こうした人と人とのコミュニケーションを紡ぐものの一つが『お酒』であり、

『会食』であり、『Bar(場)』なのであります。


流れは自然に良い方へ


もう少しではないでしょうか。

人と人とが、酒を酌み交わし、健康的に、愉しくコミュニケーションすることが普通に戻る時も。


マスクや医療体制などの認識も、世界に比べ、コロナでも日本はやはり“ガラパゴス”ですが、

それでも流れは自然に良い方へきている。そう感じます。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画