2022年12月31日

2022年の御礼

2022年、令和四年の大晦日となりました。

おかげにて弊社2期目も、

ご縁を深めて頂いたり、また新たなご縁を頂くなど、

人と人とのご縁で仕事をさせて頂けることに、心より感謝を致しております。

来年も私ども、微力ながら、

皆様より頂いております御恩に少しでもお返しができるよう、

引き続き全力で取り組みを進めさせて頂きます。

本年もありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2022年12月24日

飲酒のダイバーシティは酒の売上を減らすのか

先日、新たに設立されました、

一般社団法人飲酒科学振興協会』の、

「やさしい酔い研究会」始動の発足記念シンポジウムが開催され、

YouTubeライブで拝見致しました。


“飲酒を科学する”ことから、

飲酒をする年齢、性別、人種などによる違いを顕在化させ、認め合い、

それにより、それぞれの適正飲酒を相互に当たり前にし、

インクルーシブ、皆がそれぞれの愉しみ方で、排除することなく、

飲酒文化を新たに継承していく。


私もこのようなことだと理解し、

先日、こちらでも採り上げました、

“自分に合った楽しいお酒との付き合い方を”記事でも紹介しましたように、

私も、私のコミュニティにて30名程度のイベントを行わせて頂き、

こちらの協会が推進する『アルコール体質検査』を先行して取り組ませて頂きました。


先日の記念シンポジウムでも、大分大学の学生さんからもさまざまな提案が行われましたが、

私のコミュニティでのイベントでも、学生さんを中心に、多くの質問や提案が上がりました。


こうした取り組みに参画させて頂いたり、シンポジウムを拝聴したりすればするほど、

“飲酒を科学”することこそ、未来の飲酒文化の背景となる取り組みであり、

これまでの、“飲酒をただただ楽しむ”という流れから、

これからは、“飲酒を識る、愉しむ”ことが良しとされる時代に入っていくものと感じます。


“識る”とは主体的に認識しようとすることであり、

学生さんたちの質問やアイデア、さらには提案といったものを聞けば聞くほど、

モチベーション高く、主体的に興味を持って発言されており、

こうした若い方々、次の飲酒文化を担う方々にこそ、“飲酒科学”はマッチしており、

アルコール体質検査を広げると飲酒人口が減るという言もあるようですが、私はそうは思わず、

将来の“飲み手”の創造に繋がる、今後の酒の売上を上げることにも繋がる、

必要な取り組みであると思いました。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2022年12月17日

ザラ場は戻った

大手のチェーン料飲店に対し、独立料飲店をザラ場と言っていますが、

着実に客数が増えて、直近ではコロナ前19年を上回るところも少なくないようです。


某情報サービス提供会社の経営指標データを見ても、

平均年商で1億円に満たない「酒場,ビアホール」業種では、

決算昨年同月比で黒字企業割合の上昇率が高く、2割強だったものは4割を超え、

経常利益率も4.5ポイント改善しています。


各種報道では、「厳しい、厳しい」という声ばかりを拾って伝えていますが、

料飲店向けのお酒の売れ行きや、経営数字を見ると、

ザラ場に限って言えば、確実にコロナ前に戻って来ています。


値上げすると客足が遠のくのでは?という声の記事は、

実際のザラ場の料飲店の声ではなく、外野のイメージで言われているようで、

実際には値上げによる客離れはザラ場では見られず、

離れているのは大手のチェーン居酒屋などのようです。


これは何を意味するのでしょうか?


単純に言えば、料飲店にお客様が求めるものは、

商品ではなく“人”だという証左である
と言って良いと、

数字も物語っているということではないでしょうか。


料理などは実は二の次で、店主やスタッフ、またはお客同士という、

人と会う、非日常のコミュニケーションを愉しむために行くのだということを、

実績数字が語っていると言えるでしょう。

だから、店主スタッフや隣客同士とのコミュニケーションは特に無く、

日常のグループで行くシーンが大半である大手居酒屋チェーンは厳しいまま。


目下、原材料費や光熱費の高騰が料飲店の危機の原因のように報道されますが、

そこに会いたい人がいるかどうか

これが根本的な問題、酒主体料飲店の存在意義と言っても過言ではないのではないでしょうか。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
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