2023年02月18日

社内を変えるのは“人”

ここ最近、“リスキリング”なる難解な言葉が使われ、

「人への投資」が促進される中、

実際には“人への研修など後回し中の後回し”と言って良い社も少なく無いのでは無いでしょうか。


研修費用の開示を行う社は、主要企業でも2割にとどまるとのニュースもありました。

なぜこうしたことになるのか?


私が思うに、「研修は若い者がすべきで、上席は不要である」ということの蔓延りが原因の一つと感じます。


たとえ研修で若い方々にお伝えをしても、

その後、自らの業務に戻って実践しようとすると、

上席から「研修は研修。業務は言われた通りにせよ。」という言葉がかけられ、

若い社員もだんだん、「研修受けても意味がない。」となっているように見えます。


“リスキリング”、学び直しは、先ず、

社内を動かす側である“上席”にこそ行われるべきと思います。


社内を変える仕組みとは、“人”が担うものであり、

なんとなく“リスキング”を導入しました的なことでは変わりません。


社員である“人”の各層、隔たりや偏りなく学び直し、

時間はかかりますが着実にベクトルを併せ

会社社内の空気と言いましょうか、モノが動く、新たに進む、そうした流れを構築することで、

会社が変わり、次の成長曲線を描けるようになる。


これを実践するのは、“人”を置いて他には無いと思います。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画