2023年05月20日

地域のオーセンティックバー

先週末、出張の前入りで、

ある温泉街の夜の街に繰り出しました。


知人と地元の美味しい料理を頂いた後、

別れて一人でその地域のオーセンティックバーに伺いました。

お店は古いビルの2階の一番奥。素敵なファサードが光ります。

扉を開けると、私と同年代の蝶ネクタイのバーテンダーが迎えてくれました。


そこでジントニックを頂きながら、

その地域のバー事情についてお聞きすると、

この街にはバーと言える店は16軒しかなく、

その中でもオーセンティックバーと言えるのは1、2軒だと。


ご自身も出店された時に、地元の方から、

「やりたいことは分かるが、蝶ネクタイをして(オーセンティックバーとして)営業するのは良くないよ」

と言われたといいます。


温泉街で国内からの旅行者はもちろん、インバウンドも多く、

美味しい食材を使った料理屋も多い地域なのに、

そのように言われるのは私も理解不能でした。。


日本の“オーセンティックバー”は、世界海外に無い、日本固有のバー文化です。


私から見れば、この地域にはバー文化が根付いて然るべきと思いましたが、

マスター曰く、この地域にバー文化は根付き難いですが頑張ります。。

とのこと。


このような地域が今だにあることが残念ですが、

マスターにも頑張って頂いて、これから新たなバー文化を紡ぎ出して頂きたいです。

頑張って下さい!!応援しています!また伺います。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 20:00| 環境開発計画