『GREEN SPRINGS CHEERS DAY 2023』というイベントに伺いました。
多摩地域のクラフトビールやワイン、清酒「澤乃井」が出店しており、
芝生広場にて、ジャズライブなども行われ、
休日をゆっくり過ごすには最高のイベントでした。
開催場所となった『GREEN SPRINGS』には、
先日別件で近くまで来た際に気になっていた施設で、
イベントを機に再訪できたのですが、多くの新しい気づきに溢れる有意義な時間になりました。
その中で一つ、
出店していたクラフトビールの一つに、
『立飛麦酒醸造所(立飛ブルワリー)』がありました。
他の出店ビールに比べ、私は高い品質に感じましたので調べてみると、
運営会社はなんと、この施設自体を運営する「株式会社立飛ホールディングス」の子会社。
イベント会場の他にも、
施設内の飲食店に伺うとやはり同ブルワリーのビールがオンメニューされています。
業務用展開としてもリーシングと一貫しており、当然バッチリですよね。
この施設『GREEN SPRINGS』には、
近年他の開発物件にはない、センスの良いテナントのリーシングがなされており、
当日もいわゆるF1~F2層の女性客が圧倒的に多く、
ほぼ女性のみの行列ができているテナントも複数ありました。
こうしたセンスの良い地域開発を行う一環として、
この『立飛麦酒醸造所(立飛ブルワリー)』は、
第1次地ビールブームにできた近くの醸造所の“想いを継ぐ”という形で、
そのノウハウで高い品質のクラフトビールを、
同じく自社開発の施設近くに新たに開設、主な消費先も同施設という一貫した展開がなされていました。
やはり、クラフトビールの展開としては、
一般的な大手ビールのような大規模流通ではなく、
この事例のように、1地域の中で製造から消費まで完結する形が、
最も適した展開であろうと私は感じました。
この『GREEN SPRINGS』、まだまだ他にも発見がありそうな、最先端の施設でした。
注目してます。再訪が楽しみです!
環境開発計画 山本 利晴