こちらのお店の立地は、駅徒歩5分、
駅前商業地の外れに位置しますが、
角地1階路面店という、入りやすい物件です。
営業時間は18:00〜23:00の5時間、
日曜日と火曜日定休ということで、月21日前後の営業日数。
伺った当日は、雷雨の月曜日でしたが、
先客1名、私の(退店時間22時過ぎ)後に1名で計3名確認。
私のオーダーの価格設定(()内原価率想定)は、
チャージ;770円※ミックスナッツ10粒程度(1.3%程度か?)
某料飲店限定瓶ビール;1,078円(原価不明)
オーヘントッシャン 12年st;1,400円(14.8%)
I.W.ハーパーr;935円(15.4%)
端数切合計;4,180円でした。
席数はカウンター8席+テーブル4席の12席。
前述の通りこの日は雷雨であったことを鑑み、
平均客数;6名/日と想定すると50万円程度の月商、
9名/日としても月商75万円程度となります。
消費形態が私と同じ3杯としてではありますので、
やはり月商50〜60万円ではないかと思います。
その上で、このお店のポイントは原価率の低さです。
カクテルはほぼ出さず、1オペ営業の中、上記から換算すると、
総合原価率は10%かそれ未満という脅威の価格設定です。
月商50万円で原価額5万円程度、
広告宣伝は一切打たず、人も雇わずオーナー独り。
さらになんと自社物件とのことで家賃0。※これはレアケースですね。
粗利45万円のほとんどは自由にできる利益となりそうです。
週休2日でこの原価設定という強気の営業を、
この郊外立地で行えるのはこういう背景があるのですね。
環境開発計画 山本 利晴
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