2025年01月18日

普通の、そして素晴らしい街場のBar

先日、約20年ぶりにお会いする、

先輩バーテンダーのお店にお邪魔しました。


その日はちょうどクリスマス当日で、

一般的にはレストランに取られてしまい、

街場のバー業態は弱いイベント日ではあるのですが、

2軒目の時間に伺うもこちらは1席を残しほぼ満席。


先輩は相当お会いしていないにも関わらず、

入店時すぐに私と気付いてくださり、

懐かしい再会のご挨拶をしてから席に付きました。


お店の場所も“The 学生街”立地で、

今流行りのエッジの効いた著名バーテンダーという訳でもなく、

19席のキャパを先輩お一人で切り盛りされる、

本当に“普通”の個人店バーなのです。


それがこの大繁盛。

さらに来店があり、お返ししているほどでした。


カクテルを美味しくいただき、仲間と語り、

終電までの愉しいひとときを過ごさせていただき、

先輩のお人柄とお客様、そしてお店の雰囲気全てが相まって、

“素晴らしい”街場の個人店バーでございました。


バーテンダーへの信頼も厚い、

しっかりと顧客の付いたこうしたバーで勧められるお酒なら、

どんなに新しいベース酒でも、新しいウイスキーなどでも、

勧められるがままにお願いしてしまうのです。


飲み手には、こうした行きつけになるようなバーを見つけていただき、

幸せなBar Lifeを愉しんでいただきたいですし、


業界側も有名人や著名バーテンダーばかりでなく、

こうした普通の街場の素晴らしいバーにしっかりと

仲間を増やしていって欲しいと改めて思えました。


先輩、ありがとうございました!!

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画