2021年09月04日

人を介して価値を伝える

『口コミ』とは?

マスコミとの対比で生まれた言葉で、“口=口頭”、“コミ=コミュニケーション”の略だそうです。

この『口コミ』、重視されるわりに、実際のマーケティングの現場では結局マスコミに力を入れようとする。

マスコミで不特定多数に大量の情報を伝達する施策が評価され、

個々の『口コミ』の積み重なり(等比数列=ねずみ算とも言える)を創り出す施策は採用されないことが多いように感じます。

なぜなのでしょうか?

それは企業の評価の仕組みが単年度(評価から次年度施策構築期間を除くと実質は半年程度)であり、担当者が評価を受けるためには、短期間で目立つ数字を立てることが必要だからだと思われます。

しかし、企業は継続こそ大事であり、その本質はお客様からの継続的な評価(最近ではLTV:顧客生涯価値などとも言われております)の構築こそ必要なのです。

そのためにはまず、企業社内の“人”が主体的、能動的に、『口コミ』を広げられるだけの熱を持ってその価値を伝えることができるか。

これに尽きると思います。
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※飲食店でも売りたいモノを売る、お店のコンセプトをお客様に伝え、また来ていただくためには“語って売る”ことが必要です。

『口コミ』=“人を介して価値を伝える”

ただマーケティングの販促的な狭義の話ではなく、その企業で働く“人”の変容。

短期的な評価の企業体質から、
本質的な企業の存在意義を社員が能動的に考え、体現できる企業文化、社風へと昇華させるには数年を要します。

その期間をかけてでも、これに取り組んでいる企業は着実に変容してきております。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画