味噌、醤油、酢、みりん、清酒、本格焼酎…
これらはすべて、日本固有の麹文化の食品であるにもかかわらず、年々減少の一途をたどっています。
中でも私たちは麹文化の酒である「清酒」と「本格焼酎」の飲み【場】を増やすことに取り組み、
それらの良さ(価値)を伝え拡げてまいります。
このために取り組むべき方向性は2つ。
1つは、居酒屋(※日本酒専門店ではない)、ダイニングバーなど既存の料飲店で麹文化の酒をメニューに採用するお店を増やすこと。
もう1つは、企業のパイロット店舗やコンセプトショップ、また、小売店内などに併設されるバー、さらにはコワーキングスペース、シェアオフィス+バーなどまで、既存の料飲店ではない【場】への豊かさを高める要素としての展開。
要は、“ゼロイチ”戦略で、麹文化の酒の飲み【場】を増やすことに邁進いたします。

※“日本酒とシェーカー” 私たちがSAKE HALLを企画した2011年には「バーで日本酒」はありえないことでした。今では多くのバーテンダーが麹文化の酒に取り組むようになりました。
麹文化の酒の良さ(価値)を伝え拡げ、新たな飲用文化を創造するには、
『飲み【場】を増やす』
この一点であり、これをせずにどんなにメーカーが新商品を投入しても、メディアPRを行っても、結局はこれまでの飲み手の中で回すだけで、新しい飲み手の創造には繋がらず、縮小トレンドを抜け出すことは不可能と言って良いと考えています。
環境開発計画 山本 利晴