最近はこれまで会うことができなかった、ご縁のある方々と再会できる機会が増えてきました。
そんな中で度々話題に上るのが、
「〜はいつも満席でコロナ前に完全に戻っている」
「高級店や、わざわざ訪ねていくような(来店動機が明確な)店はすごく混んでる」
「(酒主体のお店なのに)平日の午後から結構お客さんが入ってる」
などのポジティブな側面の話です。
反対に、飲食業界の情報では、
「時短協力金の終了で年明けくらいから撤退する店が一気に増える」
「忘新年会の団体予約が皆無」
「来客は一気に戻りつつあるが、働き手が見つからず機会損失が起きている」
などのネガティブな話題ばかりです。
“連日繁盛を取り戻した店”、“働き手が確保できず機会損失”、“そもそも来客が戻らない”と、
今の状況は回復まだら模様です。
しかし、いろいろな方々からのお話を聞いたり、
自分で店舗を回ってみて感じることは、
すでに酒主体の外食は完全にニューノーマルに突入しているということです。
お客さんにとって大切な利用動機の来店だけが残り、
店側もコロナ前の生産性では今後も商売が成り立たなくなる。
存在意義のある店にとっては、これからコロナ前以上に盛業のチャンスが膨らんでいるとも感じます。
環境開発計画 山本 利晴
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