現在でもそれを使わせていただいています。
最近の日経ビジネス、
『会社を強くする「教科書経営」』という特集に、
星野リゾートさんの記事があり、
『「100%教科書通り」の経営が会社を強くする』として、
星野佳路代表の話が書かれており、
私たちが使う“ひだりにおく”ということと近い意味だと感じました。
私のブログでも以前、
“お酒の新市場はこうしてつくり出される”として、
【公式】、業界の【定数】の話を書きました。
定数とは物理学で、状態変化の間を通じて一定の値を保つ量であり、
要は、あーでもない、こーでもないと各個人の意見はあれども、この数字、公式は変わることがない。
それぞれの意見が好き放題出て、まとまらない状態になったとしても、
過去の経験や、声の大きい人の意見に任せるのではなく、
必ず戻るべき軸、拠り所と言って良いものです。

※今週新発売されたお酒。このお酒の展開も、なんとなく流行に乗ったものではなく、しっかりと公式、定数に沿ったものだということが証明されています。
ところが、仕事の中にはまだまだ、
“ひだりにおくもの”や「教科書」、【公式】や【定数】に拠らず、
ただ経験や、声の大きさ、各個人の考えなどをひたすら議論し、
なんとなく結論めいたものを出そうとしているシーンが多々あります。
このことが、生産性の高い会社、低い会社を分ける、
一つの要因になっていると言って良いと私は思っています。
環境開発計画 山本 利晴
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