その本の中で、
“製品本位の経営から、顧客本位の企業になるべき”
という趣旨の内容が書かれており、
私自身も大切なコンセプトの一つとしている、
【顧客起点】
は、32年前にも、とうに言われていることなのです。
同じように、前職の会社の代表もよく、
「30年同じことを言い続けている」
と言われていました。
飲食店、サービス業、ホスピタリティ業では、
毎日ご来店下さるお客様に接することができることから、
現状満足のサービスというものは無く、
日々、サービスの向上を図ることは当然の取り組みとも言えます。
これは、製造業、メーカー、ものづくりの方々にも通じるところかと思いますが、
最初に取り上げた通りなぜか、
【製品】本位の経営がなされる会社が多い上に、
【サービス】の追求には取り組まないメーカーが多いのも事実です。
社長が“同じことを言い続ける”
これにより“社長風”=“社風”として浸透し、
継承されることで、長く継続する存在意義のある会社になり得るのかもしれません。
『企業30年説』とも言われます。
30年経ったブランド、企業が、
次の成長曲線を描くために必要な要素でもあるのではないでしょうか。
環境開発計画 山本 利晴
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