ということと、
「日々の営業実績数字」
は密接に関係します。
飲食店ではまだまだ、
お客様の喜びと数字は関係ない!という声も聞こえてきそうですが、
そんなことはありません。
ただ単に、日々の売上や営業利益を漫然と見て、
店舗会議用に数字を組み立てて発表するのであれば、
それはお客様の喜びが数字とは関係無いように見えるでしょう。
そうではなく、
まず自店の目標とするべき、また業態としてあるべき消費形態を数値化し、
店舗オープンからの期間とお客様がお店にご来店下さる動機の想定にも仮説を立て、
店が売りたいものは何で、それが営業で本当に売れているのかを検証するなど、
店舗で見るべき数字と会議すべき数字は、
自店のありたい姿に対する仮説と検証のためにあるべきです。
その判断に使えるKPIを設定し、週間、月次などで検証し、
店舗スタッフが今、明確に取り組むべき課題を設定し、日々の営業で実践し、
その実践がどのように数字で現れてくるかを再び仮説検証する。
この繰り返しで、
「お客様にご来店頂いて、喜んで頂き、また来て頂く」
ということと、
「日々の営業実績数字」
とをしっかりとリンクすることができるようになります。
環境開発計画 山本 利晴