基本的にはまる1ヶ月制限のない月として、
4月、5月の2ヶ月が経過しました。
この状況で業務用、外食のお酒の流れは、
業務用酒販店の対2019年比は2割前後の減で推移しているようですが、
居酒屋やパブ、ビアホールの2019年比は半分程度というのが実情です。
ではこの3割程度の差はどこで飲まれているのでしょうか?
それは焼肉屋や中華、(最近話題になった)回転寿司などの業態が好調で、
コロナ禍においては家飲みで、RTDに走っていた人たちが、
少しずつ、“メシ食いに”外食に出ているといったところです。
言い換えれば、現状はまだまだ“飲みに”出ているのではなく、
家族などを中心に、“食事に“出た際に飲んでいる状況です。
これではまだまだ、“酒文化のアフターコロナ”とはいかない流れと言って良く、
人々が“飲みに”出るようになる流れが起きるまでは、
今暫く我慢して待ちつつも、“飲みに行く”流れが起きてくる時期に備え、
今こそ、着々と準備を整える時期とも言えるのではないでしょうか。
環境開発計画 山本 利晴
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