『一般社団法人飲酒科学振興協会』の、
「やさしい酔い研究会」始動の発足記念シンポジウムが開催され、
YouTubeライブで拝見致しました。
“飲酒を科学する”ことから、
飲酒をする年齢、性別、人種などによる違いを顕在化させ、認め合い、
それにより、それぞれの適正飲酒を相互に当たり前にし、
インクルーシブ、皆がそれぞれの愉しみ方で、排除することなく、
飲酒文化を新たに継承していく。
私もこのようなことだと理解し、
先日、こちらでも採り上げました、
“自分に合った楽しいお酒との付き合い方を”記事でも紹介しましたように、
私も、私のコミュニティにて30名程度のイベントを行わせて頂き、
こちらの協会が推進する『アルコール体質検査』を先行して取り組ませて頂きました。
先日の記念シンポジウムでも、大分大学の学生さんからもさまざまな提案が行われましたが、
私のコミュニティでのイベントでも、学生さんを中心に、多くの質問や提案が上がりました。
こうした取り組みに参画させて頂いたり、シンポジウムを拝聴したりすればするほど、
“飲酒を科学”することこそ、未来の飲酒文化の背景となる取り組みであり、
これまでの、“飲酒をただただ楽しむ”という流れから、
これからは、“飲酒を識る、愉しむ”ことが良しとされる時代に入っていくものと感じます。
“識る”とは主体的に認識しようとすることであり、
学生さんたちの質問やアイデア、さらには提案といったものを聞けば聞くほど、
モチベーション高く、主体的に興味を持って発言されており、
こうした若い方々、次の飲酒文化を担う方々にこそ、“飲酒科学”はマッチしており、
アルコール体質検査を広げると飲酒人口が減るという言もあるようですが、私はそうは思わず、
将来の“飲み手”の創造に繋がる、今後の酒の売上を上げることにも繋がる、
必要な取り組みであると思いました。
環境開発計画 山本 利晴