あれだけ駅でPOPを貼って、右側も歩かず二列で立ってと啓蒙しても、
一向に、だれもそうしようとしないと言っていました。
また、先日のある紙面には、
「みんな同じことをしないと気がすまない」として、
同質的で閉鎖的な集団が同じ発想で競い合っていても、
不毛な過当競争から抜け出せないと書いていました。
最近の日本の酒界隈でも、
いよいよコロナの災禍を抜け出そうという状況にも関わらず、
コロナ前となにも変えようとせず、
あれほどコロナ前に言われてきた、
“イベント盛況、実需振るわず”
という現実を分かっていないかのごとく、
各地でイベントが盛り上がっていると、嬉々として伝えられています。
これほどまでに競争環境が変化しているにも関わらず、
それに即応して本質を見つめ、チャレンジしていくという風は、
業界内にはいまだ吹いていません。
ただ、そのような残念な状況下でも、
水面下では日本酒の復権に向け、本質的な取り組みを始めようと、
戦っている方々がいます。
そのキーポイントは、これまで業界や社内の慣習ばかりであった環境を変え、
閉鎖的な慣習とは無縁の外部の「異質」者に力を借りて、
社内の取り組みを本質的にどんどん変えていこうとすることです。
今行われている取組みが表に出て光を浴びるまでには、
まだまだ年月を要することでしょう。
それでもなんとか形にしようと取り組んでいる方々に、
私も微力ながら全力で伴走させて頂こうと臨んでいます。
この今の取り組みが日の目を見る時が待ち遠しいです。
楽しみです!!
環境開発計画 山本 利晴
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