「お客様視点で」とか「コンセプトが大切」と言うと、
その通り!分かりました!
と言いますが、
より具体的に話を進めて行くと、そのほとんどで、
「顧客起点」ではなく、「会社起点」や「自分起点」になり、
「コンセプト思考」ではなく、「声の大きい人の意見に追従」したり、
自分や上司の考えを優先させることとなってしまう。
往々にしてある“総論賛成各論反対”というやつなのでしょう。
そうなってしまうのはなぜなのでしょうか?
使われる側のサラリーマン思考、(大企業でなくても)大企業病といったところなのでしょうが、
結局は、客観視や俯瞰ができない、常に狭く限られた自分本位、
上司の命令にただ従うだけや、目の前の作業に追われることへのどこか安心感など、
分かること、見えることに安住してしまう人が大多数なのでしょうか。
少なくともマネジメント層、リーダー層はそれではダメですね。
少し時間をとって書籍を手に取れば、自分にはない、豊富な経験の一部を吸収することができます。
また、一度立ち止まって、頭を整理してから、俯瞰して考えをまとめてみても良いでしょう。
人に助言を求めても良い。
仕事や、お店の評価を高め、良い状態で継続させるには、
「顧客起点」や「コンセプト思考」が必要なのですから。
環境開発計画 山本 利晴
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