年末に向けての忘年会予約を中心に、数百、数千名の予約がすでに入ってきている。
酒提供営業にて、特に土日を中心に、昼間から17時前までで満席になる。
コロナ前(2019年)を超える売上を上げられている。
などなど、
本当にようやく、先の見える状況が戻ってきつつあると感じています。
しかしながら、酒主体料飲店、パブ・居酒屋全体の数字を見ると、
現下、その店舗数と市場規模(総売上)はいまだ、コロナ前の【7割】。
(酒以外含む)外食全体ではすでにコロナ前の110%弱となっていることから見ても、
酒の業務用市場全体として見ると、引き続き厳しい状況が続いているのですね。
にも関わらず、私の周辺では、冒頭に取り上げたような盛り上がりを感じ、
実際に数字的にも、東京の業務用酒販店の実績を見ると、
2019年比でも110%程度になっている社もあるようです。
ということは、
東京では、酒主体料飲店も、業務用酒販店もコロナ前を超えてきているが、
日本全体の酒主体料飲店、パブ・居酒屋の総数、総売上は、コロナ前から3割落ちたまま。
要は、
酒の業務用市場の東京への集中が、益々顕著になっており、
今後もその傾向は強まる一方になるのではないかと見ています。
東京での業務用営業の戦略的強化が求められています。
環境開発計画 山本 利晴