気になっていた飲食店へ業務店調査にて伺いました。
天高4.6メートルある箱のロフト部分に「デザイン事務所」が入り、
ロフト下というか本来のフロアというべき部分が「レストラン」。
「デザイン事務所」がオーナーとのことながら、
ビル側は飲食店として入居をとのことで、
「デザイン事務所」オーナーが、旧知の友人であったシェフに声をかけ、
内外装デザインフィー無償、家賃折半という好条件で、
出店されたとのことでした。
さらにこちらの「デザイン事務所」では、多くの美容室のデザインに加え、
飲食店のデザインも行われており、
この「レストラン」部分は当然、
新規クライアント商談などでも実際に見せることができるため、
「デザイン事務所」にとっても有用なので、
お互いにwin-winの関係での出店なのですね。
おまけに「レストラン」の席数は、
テーブル2つ8席とカウンター6席で、
ドリンクはセルフ、申請方式を取られており、
シェフの1オペで運営されており、
客単価も6,000円前後で平日でしたが1回転はしている様子。
充分に利益の構図ができていました。
話題性も取りやすく、損益分岐点も低いため、
人間関係さえ良好なら、永く盛業される業態だと思いました。
今後、ビル側の契約ほか、諸々の与条件が許せば、
こうした個人店の出店が増えると面白いですね。
環境開発計画 山本 利晴
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