午後の時間からバー営業を行う2店舗を訪問しました。
どちらも都区内中心地ながら、
片方は、大規模ターミナル駅至近、
もう片方は、閑静な住宅や商店、出版社が多い街。
前者は料理もあり、ランチ利用やアフタヌーンティー利用ができる業態で、
後者はチャームのみの完全なカクテルバー業態。
場所やバーテンダーの人によるところも大きいのですが、
どちらも17時前に1回転する日もあるほど、
“昼飲み”が活況です。
午後の時間帯の客層を見ると、
前者は女性客が圧倒的に多く、ご友人と会話を楽しまれ、
後者は地元の出版社の方のほか、今はインバウンド客も少なくありません。
様々な客層、異なるエリア、業態でありますが、
どちらのお店も“昼飲み”が完全に成立しています。
そして両店ともに閉店時間は早く、23時台なのです。
コロナ明けコロナ明けと言われますが、
この傾向はコロナ前から進行していました。
都内という与条件はつきますが、
このように、早い時間の客数ボリュームが増え、
深夜帯には客数を見込めない。
こうしたバーの利用形態はますます進んでいくと見ています。
環境開発計画 山本 利晴