「人手不足への対応は待ったなし」
として、コンビニや飲食店などでの、
人と人とのコミュニケーションがますます希薄になってく、
“非接触”がコロナ禍を経て増えていることに、
心に疲れが積もるとしていました。
このような“非接触”の流れに加え、
人件費高騰の上に、募集しても人が来ない。
これにより店を開けられないところもあります。
では、どうすればその流れに抗って、
酒主体料飲店が盛業していくにはどうしたら良いか。
ロボットの導入でしょうか??
ファミレスや格安居酒屋ならともかく、
酒主体料飲店の個人店や地場チェーンへ、
お客様が求めることはただ飲み食いすることではなく、
“サードプレイス”としての居場所であり、
友と語らい、店主と語らい、人と人とを豊かに繋ぐ、
そうした“場”としての価値を求めています。
よって、基本的には”人を介した“接点、接客が必須です。
ロボットのそれではなく、
こうした“人を介する”価値をお客様に評価いただくために必要なこと、
それは【働く人材の育成】一択と言っても良いでしょう。
実際に酒主体業態で、【人材育成】に力を入れ、
脅威の営業利益を出している酒主体料飲店のグループがあります。
ただこの【人材育成】の重要性、どんなに伝えても、
実際にそのグループの店舗を見てもらっても、
その重要性を理解する人は限りなく0に近いのです。
なぜでしょうか?
言葉では重要だと言って賛同しながらも、
その実、【人材育成】が本当に大切であると思っておらず、
そんなことに時間と金と人をかけるくらいなら、
日々の業務オペレーションを回してくれないと、
ただでさえ人が少ないのに、、と思われている節があります。
「仕事」と思い込まれている「作業」をこなさせることが優先順位1位で、
【人材育成】の優先度が低い。
本当に残念で、勿体無いことです。
環境開発計画 山本 利晴
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