2024年09月07日

働き手がいない負の連鎖をチャンスに変えるには

先日の某業界紙、

「人手不足への対応は待ったなし」

として、コンビニや飲食店などでの、

人と人とのコミュニケーションがますます希薄になってく、

“非接触”がコロナ禍を経て増えていることに、

心に疲れが積もるとしていました。


このような“非接触”の流れに加え、

人件費高騰の上に、募集しても人が来ない。

これにより店を開けられないところもあります。


では、どうすればその流れに抗って、

酒主体料飲店が盛業していくにはどうしたら良いか。


ロボットの導入でしょうか??


ファミレスや格安居酒屋ならともかく、

酒主体料飲店の個人店や地場チェーンへ、

お客様が求めることはただ飲み食いすることではなく、

“サードプレイス”としての居場所であり、

友と語らい、店主と語らい、人と人とを豊かに繋ぐ、

そうした“場”としての価値を求めています。


よって、基本的には”人を介した“接点、接客が必須です。


ロボットのそれではなく、

こうした“人を介する”価値をお客様に評価いただくために必要なこと、

それは【働く人材の育成】一択と言っても良いでしょう。


実際に酒主体業態で、【人材育成】に力を入れ、

脅威の営業利益を出している酒主体料飲店のグループがあります。


ただこの【人材育成】の重要性、どんなに伝えても、

実際にそのグループの店舗を見てもらっても、

その重要性を理解する人は限りなく0に近いのです。


なぜでしょうか?

言葉では重要だと言って賛同しながらも、

その実、【人材育成】が本当に大切であると思っておらず、

そんなことに時間と金と人をかけるくらいなら、

日々の業務オペレーションを回してくれないと、

ただでさえ人が少ないのに、、と思われている節があります。


「仕事」と思い込まれている「作業」をこなさせることが優先順位1位で、

【人材育成】の優先度が低い。

本当に残念で、勿体無いことです。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画