山崎蒸溜所とのコラボレーションにて、
【日比谷BAR WHISKY-S】が、
2003年10月22日にオープンしてから21年が経ちました。
まさにその当日、10月22日に同店を訪れ、
ウイスキー復権の始まりのカクテルである、
『ウイスキーソニック』をいただきながら、
21年前のオープン日を、そして、
22年前の同店の立ち上げプロジェクト参画を、
思い出しておりました。
あの当時、ウイスキー市場はまさに「どん底」で、
開店したばかりの同店に誘客しようと、
日比谷Bar既存店に立っていた時、
お客様からはことごとく、
「ウイスキーなんか飲みたくない」
と繰り返し繰り返し告げられ、
それでもウイスキーの価値を信じて諦めず、
店舗コンセプトを貫き通し、
一人、また一人とウイスキーのファンを増やしていったあの日々を、
鮮明に思い出します。
その時に「ウイスキーなんか飲みたくない」と言っていた同じ方々が、
今では「ハイボールで乾杯」とか、
量販店で「ウイスキー」と「炭酸」を買って帰って家で楽しむとか、
言っているのです。
このことから、あらゆる酒類(特に今は和酒)も、
必ずや復権できると私は確信しているのです。
和酒業界に特に足りないことは、
新たな飲み手の創造、和酒新市場創造に対して、
その「閾値」に達する取り組みを、どの社もやれていないことなのです。
今や本当に“WHISKY FOR EVERYBODY“となりました。
そんなことを考えながらいただく『ウイスキーソニック』
なんとも言えない、爽やかでありながら深い味わいでした。
21周年おめでとうございます!!
そして、ありがとうございました!
環境開発計画 山本 利晴