その地域ではビジネス会食でも使える居酒屋さん。
この度改装されてリニューアルオープンされたとのこと。
以前の気軽めな個室居酒屋から、
完全に接待で使える半個室の和食店になっていました。
店主によると、
・客数が減っていること
・働いてくれるスタッフの確保が難しいこと
・席数を減らしても客単価を上げていかなければならないこと
により、この度の改装を決断されたとのことでした。
まさに地方の小規模市の夜の街、外飲みの現状を現していますね。
さらに悪いことに、特にコロナ以降、
“足がない“状況に拍車がかかっています。
その市も、その市よりも比較的夜の街が栄える隣の市も、
夜間はタクシー、代行共に1台か2台で回していて、
飲み終わって呼んでも1時間近く待つのは当たり前。
ヘタをすると、いつ寄越せるかわからないと言われるような状況です。
今回の会食でも、先方の方にノンアル飲食の方を設定し、
役員の送迎をしなければ、おちおち会食もできないのが実情なのです。
そのタクシー運転手も超高齢化しており、
1台2台いる現状ですら、近い将来は危ういと思います。
これが10万人以下の地方小規模市の夜の街の実情なのです。
地方での夜の外飲み、益々、加速度的に厳しくなるでしょう。
環境開発計画 山本 利晴