先輩バーテンダーのお店にお邪魔しました。
その日はちょうどクリスマス当日で、
一般的にはレストランに取られてしまい、
街場のバー業態は弱いイベント日ではあるのですが、
2軒目の時間に伺うもこちらは1席を残しほぼ満席。
先輩は相当お会いしていないにも関わらず、
入店時すぐに私と気付いてくださり、
懐かしい再会のご挨拶をしてから席に付きました。
お店の場所も“The 学生街”立地で、
今流行りのエッジの効いた著名バーテンダーという訳でもなく、
19席のキャパを先輩お一人で切り盛りされる、
本当に“普通”の個人店バーなのです。
それがこの大繁盛。
さらに来店があり、お返ししているほどでした。
カクテルを美味しくいただき、仲間と語り、
終電までの愉しいひとときを過ごさせていただき、
先輩のお人柄とお客様、そしてお店の雰囲気全てが相まって、
“素晴らしい”街場の個人店バーでございました。
バーテンダーへの信頼も厚い、
しっかりと顧客の付いたこうしたバーで勧められるお酒なら、
どんなに新しいベース酒でも、新しいウイスキーなどでも、
勧められるがままにお願いしてしまうのです。
飲み手には、こうした行きつけになるようなバーを見つけていただき、
幸せなBar Lifeを愉しんでいただきたいですし、
業界側も有名人や著名バーテンダーばかりでなく、
こうした普通の街場の素晴らしいバーにしっかりと
仲間を増やしていって欲しいと改めて思えました。
先輩、ありがとうございました!!
環境開発計画 山本 利晴