「以前よりも給料は上がり、休暇もしっかり取れて、仕事もやり易くなった」
「(お店)凄く好調です!」
某酒主体業態グループ料飲店のスタッフ達の実際の声です。
スタッフの一人に言わせると、
以前より人時生産性が上がり仕事量は多いものの、
仕事内容はやりたいことに集中してできているため、
実際には仕事が楽しく、楽に感じられるとのことでした。
グループの営業利益率は2割を大きく超える中でも、
スタッフ達の充実度は、以前に比べ格段に上がっています。
もちろん給与手取りも大きくアップしており、
厳しい環境下の酒業界、酒主体料飲店市場とは一線を画しています。
なぜこのようなことが現実に実現できているのか?
これもスタッフに聞くと、
一般客、リピーター、常連客が多い店では、
個人の魅力が高いスタッフが大活躍しており、
比較的予約の多い中規模店舗以上では、
料理にほとんど手間をかけず、以前よりも仕込みの出勤時間を2時間以上遅らせても間に合う体制をとりつつも、
高リピートを宴会でも実現できる接客体制を、
ベテランスタッフだけでなく、新人スタッフでもできるようにしているなど、
“人”を活かす仕組み化を、
それぞれの店舗の特色に合わせて構築しているとのことでした。
これを1店舗や少数店舗でではなく、酒主体料飲チェーンで実施して、
高付加価値、高リピート、高利益率を実現しているのですから、
簡単には真似できません。
しかしながらこうしたノウハウを、直接現場に立って学び、
自社に持ち帰ってその要素を活用することは可能です。
酒業界製販三層や、酒業界を取り巻くさまざまな業種の方々は、
是非ともこうした研修を受講され、
『酒が飲まれる(売れる)』現場を実際に体感されることが必要ではないでしょうか。
環境開発計画 山本 利晴