新宿三丁目の『どん底』さんに伺いました。
1951年創業の、現在は洋風酒場として営業されている同店。
創業当時は狭いバラックでの営業ながら、
その頃から劇俳優、芸術家、文壇らが集まる、
“文壇バー”ともいえる老舗店ですが、
現在でも超繁盛店で、
火曜日の夜19時に伺うも、地下に通され、
カウンターもテーブルも、主に若いお客さんたちで、
超満員の賑わいでした。
まず1杯目には名物の「どん底カクテル(ドンカク)」と「ミックスピザ」、
そして常連さんメニューからグランドメニューになった「林さんのみ」をいただきながら、
感慨深い思い出に浸らせていただきました。
『どん底』さんがどんなお店かは、
同店のwebをはじめとした情報に任せるとして、
まったく誰も知らないストーリーが同店にはあります。
ごくごく一部の数人しか知らない、
今の「ウイスキー復権」前夜、22年前の一夜のストーリー…
その内容は語れませんが、こうした歴史ある酒場では、
夜な夜な、世には出ないものの、
何かのターニングポイントになるようなストーリーが生まれているのでしょうね。
環境開発計画 山本 利晴