オーセンティックなカクテルバーが少ないと感じています。
弊社事務所のある京王線沿線でも探しているのですが、
長く営業されている地域のバーでも、
地元の常連さん中心の、スナック的“ワイガヤ”営業のバーや、
若い客層のカジュアルバーは多いものの、
雰囲気や、接客の間の取り方、カクテルの練度までが一流の、
少しの緊張感をも楽しむようなオーセンティックバーにはなかなか出会えません。
都心ならいざ知らず、
東京郊外ではそうしたオーセンティックバーは成り立たないのかと思ってしまうほどです。
しかし、都内からほど近い弊社事務所のある調布駅など、
東京西郊外に住む層にも、そうしたバーを都内で楽しむ方々も少なくないはずです。
先日、数少ない東京西郊外のオーセンティックバーを求めて、
吉祥寺にオープン5年目の比較的新しいバーへ伺いました。
こちらのオーナーバーテンダーさんは、
渋谷や銀座で修行され、数々のカクテルコンペ受賞を経て、
地元エリアの吉祥寺にご出店されたとのこと。
冒頭のような会話をしたところ、
吉祥寺ですら2、3軒しかないとのことでしたが、
若い人の街というイメージある吉祥寺でも、
渋谷や銀座時代のお客様よりも、地元老若男女の新規のお客様の方が多く、
3杯飲んで6千円クラスのお店ながら、
若い方が足を運んでくれることも少なくないとのことでした。
さらに最近では「KICHIJOJI BAR MAP」が製作されるなど、
“バーの街・吉祥寺”として盛り上げようともされており、
素晴らしい取り組みだと感じ入りました。
こちらのオーナーバーテンダーさんもおっしゃっておられましたが、
吉祥寺にお店を出したばかりの時は地元客に、
「なに気取った店をやっているんだ」と言われたこともあるそう。
でもしっかり地元客中心でご盛業されているのですね。
やはり、東京西郊外でもオーセンティックバーを求めている客層はいらっしゃる。
これが確認できた有意義な業調となりました。
環境開発計画 山本 利晴