2025年08月23日

(清酒)売りモノがなくなる?

農林水産省が、随意契約による政府備蓄米の販売期限を延長することを期限直前に発表するなど、

“コメ”はまだまだ落ち着きを見せませんが、

当然、酒造りの原材料米も、不透明感が増しているようですね。


岩手や長野、佐賀などなど、各地の県酒造組合が県に支援の要望書を出しています。

酒米価格がこの2年間で2倍になっているなどとも言われ、

造れば造るほどに赤字になるような状況なのですね。


しかし、まだこれはマシな方のようで、

どうマシなのかと言えば、

上記のような県内で酒米が採れる県は支援の要望が通ればなんとかなるかもしれませんが、

そもそも、蔵のある地方自治体で酒米が採れないようなエリアは、

これまで他県から買っていたものが買えなくなる。


原材料費の値上がりどころではなく、

そもそも原材料が手に入らない事態に陥ってしまうのではないでしょうか。


こうなるとそもそも酒造りができない蔵が出てくる。


蔵に残る在庫を売る程度のことしかできなくなり、

この状況が続くようであれば蔵を存続できなくなる。

こうしたことが容易に想像できます。


これはある意味“コロナ禍より深刻”な問題では無いかと思います。


こうなると、清酒復権の取り組みどころではなくなってしまい、

ますますその実現が遠のいてしまうと強く感じています。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画