2025年度上半期報2025年9月報によると、
「飲食店」倒産件数が上半期としては2000年度以降で最多となっていますね。
頭打ちどころか、まだまだ増えていってしまっています。
原材料費高騰、人手不足などが深刻なのは言うまでも無いですが、
感覚的には、ますます繁盛店とそうで無い店の差が開いているように感じます。
そんなポイントを調査すべく、業態や規模の異なる3店舗を業調。
まず1店目は、業界でも有名な経営者によるヒットブランドのカフェ業態へ。
某メルマガ情報によると、全国各地でオープンすれば連日大行列の超繁盛店とのことでしたが、
虎ノ門にある同店に伺いましたが、
午後のカフェオンタイムでしたがもちろん行列もなく、空席も余裕がありました。
いわゆる普通のチェーン系カフェの様相です。
都内では競合が多いためそう感じられるのかもしれず、
地方ではこの手のおしゃれカフェがあまり無いために、
来店が集中するという出店戦略によるヒットなのでしょうか。
次に2店目には、以前こちらでも採り上げました定点調査をしている、
元老舗Barのバーテンダーがオーナーシェフの個人店料理店へ。
先のカフェチェーンとはまったく反対の、立地も駅徒歩15分という物件で、
紹介ありきの全客予約制で、凄まじいまでのこだわりと仕込みを行いながら、
いわゆる高級店に比べてかなりリーズナブルな住宅地価格で営業されている同店。
今回も次々と常連客が来店されており、完全に盛業されていました。
最後3店目には同じくこちらでも採り上げている定点調査店の個人店Barへ。
駅徒歩は近いものの各駅停車駅の住宅街にあるショットバーながら、
19時開店直後からカウンター8席のみのうち6席が埋まり、
私が伺って満席という繁盛ぶりでした。
この日は3杯いただいて客単価@6,500円と決して安くは無いにも関わらず、
常連さんが足繁く通うのは、マスターの人間性によるものといえる良店です。
このようにタイプのまったく異なる3店ですが、
共通して言えることは、そのお店に行く理由が明確にあるという点ではないでしょうか。
単純ですが、それがお客さんにしっかり伝わり、来店という実行動に移されているかどうか。
来店客の誰に聞いても口を揃えて同じ理由が出てきそうな店こそ、
現下の大倒産時代にしっかり盛業されている一つの理由なのだと感じます。
環境開発計画 山本 利晴