ますます物価高騰圧力が重くのしかかる中、
直近の2026年2月の「飲食業」倒産は、
前年同月比33.8%増の83件となり、
そのうち、小・零細規模が9割超で、
コストアップが経営を直撃しているという記事も上がっていました。
※(出典)東京商工リサーチ TSRデータインサイト
店側が仕入れ商談をするにしても、
大・中規模あれば規模と物量を活かして交渉のしようもありますが、
小・零細規模ではそれもかなわず、影響をもろに受けています。
私も先日、プライベートで地元有力地場チェーンのスペインバルに伺い、
客単価8千円でしたが、日曜日ながら早い時間から満席状態というのに反して、
同エリアの個人店イタリアンや居酒屋の閉店情報が目立つという、
繁盛店とそうでない店の集客状況の差もますます開いていると感じます。
小・零細規模の酒主体飲食店がこの難局を乗り切る手立ての一つに、
付加価値を高め、お客様にリピートしていただける内容での、
《メニュー価格改定》《アイテム売価UP》があると思います。
これを実現するための要諦は、ただの値上げにせず、
お客様がその日に支払う総額を、
そのお店の価値(良さ)が上回ること。
前述のスペインバルも、客単価8千円で二人で16,000円支払いましたが、
決して高いとは感じず、また伺いたいと思わせる、
飲食だけでなく、接客や雰囲気も含めたトータル価値(良さ)が高かったです。
この実現の一助となる提案が自社のお酒でできるのか。
ここにメーカーによる業務用営業のポイントが一つあると思います。
ドリンクメニューの単価を上げるにはどうしたら良いか、
このノウハウを知った上で、飲食店へ提案営業を行う必要性が高まっています。
環境開発計画 山本 利晴