ごく当たり前のように思われるかもしれませんが、
チェーン店や普段使いの飲食店では思いの外、
“季節”“旬”がそれほど感じられないように思います。
一因には飲食業界の深刻な人手不足などを受け、
オペレーション重視で、
固定されたグランドメニューだけであったり、
季節を打ち出したメニューでも、
ベースの料理はほぼ同じで、一部食材でアレンジした程度の季節感。
というお店は少なくないのではないでしょうか。
何度かこちらで取り上げている定点調査をしている、
元老舗Barのバーテンダーがオーナーシェフの個人店料理店へ、
先日も再訪させていただきました。
こちらへはこれまでの1年間、季節ごとの4回伺っていますが、
毎回、食材とこだわりの調理法で驚かせてくれ、
“季節”“旬”をより豊かに楽しませてくれます。
今回は、ちょうど冬と春の間にあたり、
濃厚で豊かなテクスチャーの『春菊のポタージュ』や、
これまでに食したことのないような驚きの柔らかさと臭みのなさ、
上品な旨みを兼ね備えた『スプリング・ラム』、
他にも『ホタルイカ』のパットゥなど、
全5皿、ワイン4杯で客単価8千円台という破格で、
存分に楽しむことができました。
ありとあらゆるモノの値段が上がる中でも、
まだまだ料理でお客様を楽しませられる可能性はあるのですね。
だからこそ、お店努力の料理の側面ばかりでなく、
お酒の側面からの料飲店繁盛への貢献は、
さらに求められることなのだと再確認することもできました。
今回もごちそうさまでした。ありがとうございました!
環境開発計画 山本 利晴
タグ:業務店調査