近年急増しており、ここ3年間は毎年80日前後とのこと。
夏日でいえば140日を超えて4ヶ月半程度は“夏”なのですね。
こんなにも暑い日本ではますます厳しくなる日本酒ですが、
先日、日本名門酒会様主催『激夏チャレンジ』試飲会へ伺いました。
“暑すぎる夏には日本酒は飲まれない”という声に対し、
『いやいや!日本酒だからできることもあるはず!』
という企画で、さまざまなご提案をされていました。
ここ最近の日本酒業界が展開する「酒ハイ」は、
その「たてつけ」により、
残念ながら新市場創造が難しいであろうと私は見ていますが、
今回の『激夏チャレンジ』には、それだけでなく、
いわゆるコアなファンや旧来からの飲み手ではないターゲットへ向けた、
固定観念に縛られず自由に日本酒を楽しむシーンに適している、
新しい酒質の各蔵元酒が提案されており、
清酒だけでなく、和のリキュールや“夏の季語”という焼酎など、
それぞれに提案のしがいがある大変面白いラインナップでした。
造り手側は今、必要な酒質、新たな飲み手を創造しようとする酒質を、
いち早く察知して醸し出しています。
ただ、今回も参加させていただいてやはり確認できたことは、
より具体的で理に適った“飲み手創造”に向かう術が、
特に清酒業界には皆無であるということです。
(日本名門酒会様だけを見れば昨対実績を伸ばされています)
しっかりと理に適った展開方法で、一定数を確実に超える「飲み場」を作り、
新たな飲み手に安心感を感じさせて買っていただくまでの戦略が皆無なのですね。
「飲み場」を増やさなければという掛け声はあります。
しかしながら具体的な数値化や、一定数を超えさせる活動はまったく無いのです。
酒質自体はどんどん面白くなっています。
なのに売り方は見えていないのです。
なんとももったいなく、
1日も早くこれを牽引する大手清酒メーカーが待たれます。
環境開発計画 山本 利晴
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