2023年07月01日

【御礼】おかげさまで3期目

弊社 株式会社 環境開発計画は、

おかげにて本日、3期目を迎えることができました。


日頃お世話になっております皆様には、

心より感謝いたしており、この場を借りて御礼申し上げます。


3期目も、しっかりと、ニッポンのバーテンダーとしての矜持を持ち、

日本の酒文化の復権と継承に、

微力ながらその一助となれるよう、全力で頑張って参ります。


今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

環境開発計画 山本 利晴
posted by B.A.R planning at 12:00| 環境開発計画

2023年06月24日

大好きなBarにて

神楽坂のBar

オープンは13年前の6月。

その際、私も微力ながら少しだけ開店準備のお手伝いをさせていただきました。


カクテルの世界大会でも優勝されたことのあるオーナーバーテンダーさんは、

その技術が最高峰であることは言うまでもなく、

私が大好きなのはそのお人柄。


まったくブレない強い芯を持たれている職人でありながら、

この上なく謙虚な姿勢で、優しい笑顔と声のトーン。

Barという宿木に集うさまざまな人たちを、tenderに思いやりをもって優しく接する、

まさに“The Bartender”といって良い、素晴らしい方です。


私が起業して少しして伺って以来でしたので、1年半ぶりくらいに伺いましたが、

歓待くださり、素敵な時間を過ごさせていただきました。


会話の中で、バーテンダーの大先輩方のお話になり、

オーナーバーテンダーさんが“店長”と呼ばれていたお師匠さんはもう79歳になれるとのこと。

銀座で現役バーテンダーとして、開店時間から閉店時間まで、しっかりとお立ちになられています。


まさに生涯現役。バーテンダーとは本当に素晴らしい仕事です。


店舗という現場からは離れた私ですが、

私もバーテンダーとしての矜持はしっかりと持った上で、

日本の酒文化の復権、新たな飲み手の創造の一助となれるよう、

まだまだ励まなければならないと、背筋が伸びる思いでした。


素晴らしい時間をありがとうございました!

そしてオープン13年、本当におめでとうございます!!

また伺います。

環境開発計画 山本 利晴
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2023年06月17日

事業はつまるところ『継続』

先日、ある打ち合わせ前の雑談にて、

近くにニューオープンした、

飲食チェーングループの新店舗ビストロ業態が話題に上がりました。


この業態は、元々、有力地場チェーンであったものが、

大規模飲食グループに買収され、

この店舗も、元々の地場チェーンのオーナーであった方が、

自身の好きな世界観を表現した洋食店であった場所でしたが、それを閉め、

今回、大規模飲食グループ買収後、閉店し、新たにビストロ業態としてオープンしました。


その隣には、買収されたフラッグシップ業態と言って良い、もつやき屋がありますが、

買収前から、いつも満席の繁盛店ながら、利益はまったく出ていなかったという、

いわば、“美味しいものを安く”食べさせるお店でした。


そして今回隣にオープンしたビストロ業態ですが、

明らかに、同グループの隣の店よりも、特に料理単価が高く設定され、

買収による新たなノウハウが入った店としてオープンしたなと感じられる業態となりました。

計画通りに売れれば、しっかりと営業利益が残る実現可能性検証がなされているとみえます。


ただ、店名にも同じグループだと分かる状態で、

隣が明らかに“美味しいものが安く”食べられる姉妹店がある立地に出店し、

果たして高い利益を出せるだけの集客が継続させられるでしょうか。

注目したいと思います。


この買収された地場チェーン、オーナーは良いでしょうが、

事業としては買収後、上記のように少し混迷しているようにも感じられます。


つまるところ、飲食店も、永く続く業態であるかが大切であることを勉強させられる事例であると思いました。

一般的には、お客さんがたくさん入っている店が、良い店のように言われがちですが、

本質的にはそうではなく、お客さんに永く愛されることと同じくらいに、

付加価値が高い=粗利が高い

営業利益がしっかりと残るビジネスモデルが大切であると思います。

その両輪が着実に回ること。その回りを保つ、ちょうど良いバランスであること。

それこそが、店をやるにしても、事業を起こすにしても、大切なことだと私は思うのです。

環境開発計画 山本 利晴
タグ:雑感
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